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ルッキズムの意味・定義とは?
最近聞くことの多くなった「ルッキズム」とは、どういった意味なのでしょうか?
ルッキズム(Lookism)は、人を見た目や身体的特徴によって差別することです。ルッキズムの使われ方としては、見た目が「可愛くいない」「カッコよくない」人に対する差別を指すこともあれば、外見至上主義という意味で見た目が優れている人が社会的に優遇されることを指すこともあります。
なぜ、ルッキズムに注目が集まっているの?
そんなルッキズムですが、最近は様々な場面でこの言葉が使われ注目されるようになりました。
ルッキズムが注目を浴びる背景としては、下記のような問題が挙げられます。
■社会問題としてのルッキズム
ルッキズムは、一部の人たちが差別を行っているというわけではなく、学校や職場などで多くの人が無意識のうちに差別をしてしまっているのではないかという点が社会問題となっています。例えば、学校で見た目によっていじめが行われたり、就職の際に見た目のいい人が優遇されたりするケースが問題となっています。
■メディアなどにおけるルッキズム
バラエティ番組やTVCMなどで、見た目に関する差別的な発言・表現が行われた際にルッキズムとして批判されるケースが最近では多くあります。例えば、オリンピックで渡辺直美さんをブタの見た目で登場させる演出案があったとして、本人の見た目を差別・侮辱しているのではないかと問題になりました。
■自分の見た目を卑下するルッキズム
ルッキズムの対象は他人だけでなく自分自身である場合もあります。自分自身の見た目を卑下し、見た目が優れていないことをコンプレックスに思ってしまう人も多くいます。特に、家族や友達が人の見た目について差別的な発言をするような環境だった際には、どうしてもルッキズムの価値観に縛られ、結果として自分自身を苦しめてしまうこともあります。
具体的なルッキズムの対象例
具体的なルッキズムの対象例としては、下記のような身体的特徴が挙げられます。
・一重まぶたか二重まぶたか
・体毛の有無や濃さ
・髪型や髪色、髪質など
・見た目の年齢が若いかどうか
・歯並びがいいかどうか
このような身体的特徴によって人の良し悪しを判断することは差別になりますので注意しましょう。